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デルフィニウムの花言葉と由来
『デルフィニウム』はキンポウゲ科デルフィニウム属の植物で、和名を『大飛燕草（オオヒエンソウ）』と言います。
原産地はヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山地と広く、花色は青色のほかにも紫色やピンク色、白色などがあります。
真っ直ぐに伸びた茎に花をたくさん付け、ふわふわとした柔らかい花弁が大変魅力的です。
ヨーロッパや北アメリカなどの高地に自生していたデルフィニウムは、涼しい地域を好むため、高温多湿な日本では１年で終わってしまうことも多く、１年草として扱われています。
それでは、そんなデルフィニウムの花言葉をご紹介していきましょう。
デルフィニウムの花言葉
・清明
・高貴
・あなたは幸福を振りまく
・誰もがあなたを慰める
などがあります。
デルフィニウムの花言葉の由来
デルフィニウムの花言葉は、ふわふわと柔らかい花弁が重なり合った美しい花姿に由来していると言われています。
爽やかで凛とした佇まいから、『清明』『高貴』『あなたは幸福を振りまく』『誰もがあなたを慰める』などの花言葉が生まれたとされています。
デルフィニウムの特徴
デルフィニウムは花姿が美しく、爽やかな青色の花を咲かせる植物です。
花を咲かせると非常にゴージャスで、昔から切り花として人気が高くなっています。
現在、イングリッシュガーデンの人気が高くなったことで、デルフィニウムも地植えされるようになり、苗が流通も盛んになっています。
草丈は20cm～150cmと幅広く、花は穂状に中型～小型のものを咲かせます
元々は山地に自生する多年草でしたが、涼しい場所を好むため、日本の夏を越すことが難しく、日本では１年草として扱われています。
陽当たりが良く、風通しが良い場所を好み、水はけの良い土壌でよく育ちます。
地植えでも鉢植えでも育てることができますが、育てる環境には注意が必要ですね。
欧米の結婚式で昔から“サムシングブルー”という習わしがあります。
花嫁が何か青い物を身に付けると幸せになれる言われており、髪飾りやアクセサリー、下着などに青い物を取り入れます。
その中でも青色のデルフィニウムを使ったブーケは非常に美しく、サムシングブルーに最適なアイテムと言えるでしょ打ってつけだと言えます。
【色別】デルフィニウムの花言葉
デルフィニウムの花色は、青色・紫色・ピンク色・白色などがあります。
それでは、花色別の花言葉をご紹介していきますね。
ピンク色のデルフィニウムの花言葉
『気まぐれ』『移り気』
青色のデルフィニウムの花言葉
『澄んだ瞳』
紫色のデルフィニウムの花言葉
『高貴』
白色のデルフィニウムの花言葉
『可憐な瞳』
【英語名】デルフィニウムの花言葉
デルフィニウムは英名が『Delphinium』或いは『Larkspur』で、学名は『Delphinium spp.』です。
英語の花言葉
『big-hearted（ビッグハーティドゥ）』意味は「寛大」
『fun（ファン）』意味は「楽しみ」
『ardent attachment（アーデントアタッチメント）』意味は「激しい愛着」
などがあります。
デルフィニウムの種類
デルフィニウムには様々な種類があり、200種類ほどあります。
ここではその一部の品種をご紹介していきましょう。
スカイブルー
スカイブルーの花色が非常に美しく、切り花としても人気があります。
存在感があり、１本でもゴージャスにお部屋を演出してくれるでしょう。
ラベンダー
代表的な青色の品種も美しいですが、ラベンダーも非常に美しく魅力的な品種です。
ホリークックランド
紫色の花弁の真ん中に濃い褐色の雄しべと雌しべが良いコンビネーションとなっている、ほかのデルフィニウムとは違う印象を持たれる品種です。
スウィートセンセーション
デルフィニウムの中でも変わった雰囲気を持つ品種で、濃い青色と紫色のグラデーションの個性的な花色をしています。
花の形や咲き方も少し異なり、一部の根強いフアンがいる品種です。
クラウンジュエル
マリンブルーが美しい品種で、売られていると必ず目に留まると言っても良いデルフィニウムです。
花嫁のブーケとしても用いられており、人気が高い品種です。
デルフィニウムの季節や開花時期
デルフィニウムは春～初夏にかけて花を咲かせ、開花時期は5月～6月です。
花屋やホームセンターでは１年中出回っており、花持ちは3日～7日ほどとなっています。
草丈は小さいものでは20㎝程度ですが、大きいものでは150㎝～200㎝くらいになるものもあります。
花姿は優雅で、豪華でゴージャスな雰囲気があります。
アレンジメントフラワーや花束にすると豪華ですので、プレゼントとしても最適です。
ドライフラワーにしても楽しむことができますので、おすすめです。
デルフィニウムの誕生花
デルフィニウムが誕生花となっている月日は下記の通りです。
