アザレアの花言葉とは？意味や由来、色別(赤・白)、英語名の花言葉もご紹介！

2020年7月7日

アザレアの花言葉と由来

『アザレア』はツツジ科ツツジ属の植物で、和名を『西洋ツツジ（セイヨウツツジ）』と言い、別名『オランダツツジ』とも呼ばれています。
原産地は日本・中国で、春に大輪八重咲きなど豪華な花を咲かせます。
本来の春に花を咲かせるアザレアですが、冷蔵処理をすることで開花時期を早めることができ、11月～2月頃の冬に花を咲かせる品種が出回ります。
『アザレア』という名前はラテン語の“azaleos（アザロス）”が語源となっています。
“azaleos（アザロス）”は「乾燥」という意味で、アザレアが乾燥を好むことに由来していると言われています。
それでは、そんなアザレアの花言葉をご紹介していきますね。

アザレアの花言葉

・節制
・禁酒
・恋の喜び

などがあります。

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アザレアの花言葉の由来

『禁酒』という花言葉の由来は、アザレアが乾燥を好むことに由来していると言われています。
と言うのも、乾燥を意味する『ドライ』には禁酒という意味もあるからです。

アザレアの特徴

アザレアはツツジ科ツツジ属の植物ですが、ツツジ属の中でも非常に派手でゴージャスな花を付ける品種です。
花は一重咲きと八重咲きがあり、花弁はフリル状でボリュームがあります。
花色は白色・赤色・ピンク色・紫色が存在し、どの色の品種も大変ゴージャスです。
日本やヨーロッパで大流行し、現在約2000種類の品種が存在しています。
アザレアは、元々東アジアのツツジが元になっており、ヨーロッパには1800年代に伝わったと言われています。
その頃に鉢植え用に品種改良され、ベルギーで盛んに生育が行われたことから、ベルジアン・アザレアと呼ばれていました。
そしてベルジアン・アザレアが略されて『アザレア』になったと言われています。
日本に渡ってきたのは明治時代の初期のことで、花色は赤色・ピンク色・白色・紫色などがあります。
半耐寒性常緑低木で寒さに弱い品種ですが、室内に置けば春近くまで次々と花を咲かせ、楽しませてくれます。
鉢物として人気が高く、多くの方に好まれています。
ただし、アザレアの花の蜜には毒があります。
有毒性のある“ルックスロードヤポニン”“グラヤノトキシン”という成分が含まれていますので、ペットの誤食などには十分気を付ける必要があります。

【色別】アザレアの花言葉

上記でもお話ししましたが、アザレアには赤色・ピンク色・白色・紫色などの花色があります。
それでは、花色別に花言葉をご紹介していきましょう。

赤色のアザレアの花言葉

『節制』

白色のアザレアの花言葉

『あなたに愛されて幸せ』『充足』

【英語名】アザレアの花言葉

アザレアは英名が『Azalea』で、学名は『Rhododendron simsii』となります。

英語の花言葉

『temperance（´プレイス）』意味は「節制・禁酒」

『take care of yourself for me（テイクケアオブユアセルフフォーミー）』意味は「私のために体を大切に」

『fragility（フレジリティー）』意味は「脆さ・儚さ」

などがあります。

アザレアの種類

アザレアはツツジの仲間です。
元々東アジアのツツジがベルギーに伝わり、鉢植えの園芸品種として品種改良され、そして日本に渡ってきたものです。
日本のツツジと比べると色も豊富で、一重咲き・八重咲と咲き方も品種によって様々で、花姿が華やかでゴージャスなのが特徴です。

カメレオン

ヨーロッパからきた品種で、八重咲で赤白の模様が非常に美しい品種です。

ロマンスパール

大輪の八重咲で、花色は淡いピンク色です。
パステルカラーが美しく、上品な品種です。

越しの淡雪

白色の半八重の大輪を咲かせる品種で、花弁の上部に黄緑の斑点があります。

ロザリー

オランダで原産で、ピンク色で一重咲きや半八重咲きの花を咲かせます。
変わり品種に白い花を咲かせる『ステラ・マリス』という品種があります。

二コレット系

中輪の早咲きで、多花性の品種です。
同じ系統に下記のような品種があります。
・赤色八重咲きの『ヘルムートフォーゲル』
・ピンク地に白色の縁取りがある『ニコレットインガー』
・白地に赤色の『アクアレル』
・肌色の『テラノバ』
などがあります。

アザレアの季節や開花時期

アザレアは春に花を咲かせる品種ですが、冷蔵処理で開花時期を早め、冬に花を咲かせる品種もあります。
開花時期は4月～5月、11月～2月で、花屋やホームセンターなどに出回るのは11月～6月頃です。
5日～7日ほど花持ちし、非常に美しく豪華な花を咲かせます。
春に花を咲かせる品種は、野外や室内の陽当たりと風通しの良い場所で育てると良いでしょう。
冬に花を咲かせる品種は、暖房のない室内の陽当たりの良い場所に置き、水を与える際には花に水がかからないように気を付けてください。
春になったら野外に出しますが、やはり陽当たりも風通しも良い場所に置きましょう。