返報性の原理とは?ビジネスや恋愛への影響力などを解説!

返報性の原理とは?

『返報性の原理』という言葉は、あまり耳に馴染みがないのではないでしょうか。
『返報性の原理』は、別名『返報性の法則』という言い方もする人間の心理作用のことです。
人が何かの施しを受けたときに「お返しをしなければ申し訳ない」という気持ちになる作用のことで、嬉しい気持ちで「お返ししたい」と思う義理人情のようなものの場合もあれば、ネガティブな感情でプレッシャーとなる場合もあるでしょう。
「受けた恩をお返ししたい」という気持ちになることもあれば、相手によっては「借りができたようで気持ち悪い」と思うこともあるでしょうし、「恩知らずだと思われたくない」「常識がないと思われたくない」と思うこともあるでしょう。
そうです。『返報性の原理』は人の心理としては非常に強力で、特に日本では「恩を返す」「お礼をする」ということを幼い頃から学んできている方が多いため、お返しは当たり前のようになっています。
つまり『返報性の原理』はとても自然な心理現象だと言えますね。

心理学に学ぶ返報性の原理

結婚祝いや出産祝い、お見舞いや不幸事のお悔みなどでも、日本では何らかの形でお返しをするのが習慣となっています。
ほかにも職場の人間関係や友人関係、恋愛などでも、無意識のうちに『返報性の原理』が作用しています。
笑顔で手を振る友人がいれば、笑顔で手を振り返す人がほとんどではないでしょうか。
また写真映えする場所で写真を撮ってもらうと、お返しに「撮りましょうか?」と言うことも多いでしょう。
それだけ『返報性の原理』は一般的で日常的に作用している心理だということです。

『返報性の原理』には、いくるかの種類があります。

・好意の返報性
こちらが好意を見せることで、相手も好意を示す。

・敵意の返報性
こちらが敵意を見せることで、相手も敵意を示す。

・譲歩の返報性
こちらが譲歩すれば、相手も譲歩してくれる。

・自己開示の返報性
こちらが自己開示すれば、相手も自己開示してくれる。

『返報性の原理』は、好意的な態度に関してだけ作用するわけではないことが分かりますね。
笑顔には笑顔で返しますが、表情に不機嫌が現れていれば相