黙想とは?意味や効果、やり方などを解説!

黙想の意味

『黙想』は、目を閉じて自分の内面に深く思いを巡らせることです。
黙想を行うことで深い思慮を与えられるので、活用することで心の整理を行ったり、新たな気付きを得る機会となるでしょう。
剣道や空手や柔道など武道の稽古では、必ず前後に行われるものです。
稽古前は精神統一、稽古後はその日の稽古を振り返りながら心を静めることが目的となっています。

上記でもお話ししましたが、黙想には2つの意味があります。
1つは心を整理して精神統一を図るため、もう1つは自分の思いを巡らせることで新たな気付きを得るためです。
いずれも、自分の中の深層心理に入り込んで行うもので、潜在意識にアクセスすることになります。

『潜在意識』は自覚することができない、言わば意識の深層部であり、人の意識の97%を占めていると言われています。
普段人が自覚して物事を考えたり、何かを感じたり、感情が動くことを感じるのは『顕在意識』と言いますが、3%程度しかないことが分かっています。
ですから人の思考や感情の動き方、人生すべてに、潜在意識は非常に大きな影響を与えていると言えるのです。

いま自分が思っている自分自身の本音は、実は本当の本音ではないこともあるのです。
つまり、人の本音は潜在意識に内包されて顕在意識に隠れており、自覚することができないことが一般的だからです。
黙想は、そんな通常では気付くことができない潜在意識にアクセスして思考を巡らせ、本音を引き出すことに役立ちます。
今まで上手くできなかったことや受け入れることができなかったこと、こだわりを持っていることなどの理由や、自分の考え癖や感情の癖などを見つけることができるかもしれません。
本音を知ることが新たな気付きとなり、心の整理を行うことができるというわけです。

黙想と瞑想の違い

黙想と似た言葉に『瞑想』がありますね。
黙想と瞑想にはどのような違いがあるのでしょうか。

実は黙想と瞑想は言葉は似ていますが、まったく異なるものです。
上記でお話ししたように、黙想は思いを巡らせて新たな気付きを得たり心の整理をすることを目的としています。
自分の意識の深い部分に思いを至らせ、潜在意識にある本当の自分を引き出すことが可能となります。
ですから武道の稽古の前後に行われる黙想では、どんな心構えで稽古に臨むのか、或いは今日の稽古の反省など、思いを巡らせて精神統一をしたり心を整理するために行われています。
また、日常生活においても1日の始まりと終わりに黙想を行うことで、同様の効果を得ることができるでしょう。

では、瞑想はどうでしょうか。
瞑想も、黙想と同様に心を落ち着けて目を閉じて行います。
しかし瞑想は黙想とは逆に、「無になる」ことが目的となっています。
精神を集中させ、雑念を消し去り、無となって潜在意識だけになるのが瞑想です。
脳はいつでも常に考え事をしたいので、瞑想をしようと思っても簡単に無になることはできません。
しかし何度も繰り返し行っているうちに無となり、自分の意識の深層部に入り込み、深く根付いた負の記憶やト